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普段、みなさんが旅行・出張・帰省などで乗る飛行機。安全に快適に目的地へお客さんを運ぶために、多くの人が業務に携わっています。航空会社ではパイロット、客室乗務員、整備士・・・、その他にも、手荷物を預かり貨物室に乗せ取り出す人、機内食や飲み物を準備する人や搭載する人、パイロットと無線交信を行う管制塔のスタッフ、いろんな人がいる。その中から特に整備士の観点からお客さんではなかなか知りえない情報を提供したいと思います。
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航空ファンには興味深い記事を見つけましたので共有します。
YS-11については若い世代はその歴史をほとんど知りません。

これを学ぶことによって、三菱スペースジェットも
もっと効率的にプロジェクトを進めていけるのではないかと
思ったり思わなかったり。。。


三菱スペースジェット旧MRJが最も恐れるのは 「時間の経過」「時代のニーズ」 販売不振、赤字事業で製造中止となった「YS-11」の轍を踏むな 半官半民・特殊法人のマイナス面が露呈


No.2 三菱スペースジェット旧MRJが最も恐れるのは 「時間の経過」「時代のニーズ」 B737はジェット化の波に乗って行けたのだが ターボプロップが致命傷に 国内幹線から追放され不採算路線の道へ


No.3 三菱スペースジェット旧MRJが最も恐れるのは 「時間の経過」「時代のニーズ」 Boeingはエンジン・空力技術の波に乗ったのだが 着陸降下に時間のかかる翼 圧倒的な差がついた高揚力装置技術 フラップ スラット

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今回は2つの動画をご紹介します。

1つ目はYS-11の失敗に関する動画。

三菱スペースジェット旧MRJが最も恐れるのは 「時間の経過」「時代のニーズ」 販売不振、赤字事業で製造中止となった「YS-11」の轍を踏むな 半官半民・特殊法人のマイナス面が露呈



大難産でようやく誕生したYS11機だったが、各方面で無理を重ねて製造された機体であったため、商業的な成功は得られなかった。官民が共同で設立した特殊法人の日本航空機製造は、発足初期から半官半民のマイナス面が露呈する問題を抱え、販売不振のまま赤字が累積する悪循環を脱出できず、1982年に解散の憂き目を見るに至っている。


2つ目は同じことを繰り返さないために、
顧客であるANA全日空の声を取り入れ、
整備性を改善しようとする活動をしている三菱。

三菱スペースジェット旧MRJの整備性向上 全日空の声を機体設計に反映 MSJ納入に向け全日空が協力 運航コストの削減だけではなく、整備しやすい、利便性の高い機体の開発を目指す



国産初のジェット旅客機「三菱スペースジェット」の初号機の納入先となっている全日空は、乗客や乗務員などにとって利便性の高い機体の開発に向け、三菱航空機と連携して、機体の使い勝手などについて検証を進めている。 【事例】 整備がしやすくなるよう、エアコンを簡単に取り外すことができる仕様 ドアを縁取るゴムを滑りやすいものにして、女性でもドアの開閉がしやすくなるよう改良
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2020年1月後半に6度目の納入延期を発表した
三菱航空機が開発中の三菱スペースジェットemoji

元々2020年半ばとされていた全日空ANAへの引き渡しは
どうも2021年以降になるそうですね。

なんと、ここ数年の間に設計変更900件emoji
新しい機体ができていたので、その900件の健全性を
これから確認していくということでしょうか。

ということで、YouTubeで関連動画を見つけましたので
皆さんにシェアしていきたいと思います。

スペースジェット 旧MRJ 6回目の納入延期 遅延により一世代前の設計に


スペースジェット旧MRJ開発遅延の真相 知見不足で8年を浪費 直面した900件以上の設計変更


下の動画の除雪のときに使用する液体には
海外では色がついているというのは初めて知りました。

ご参考としてください。
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