普段、みなさんが旅行・出張・帰省などで乗る飛行機。安全に快適に目的地へお客さんを運ぶために、多くの人が業務に携わっています。航空会社ではパイロット、客室乗務員、整備士・・・、その他にも、手荷物を預かり貨物室に乗せ取り出す人、機内食や飲み物を準備する人や搭載する人、パイロットと無線交信を行う管制塔のスタッフ、いろんな人がいる。その中から特に整備士の観点からお客さんではなかなか知りえない情報を提供したいと思います。
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25章はEquipment and Furnishings。
機体内装品と思っていただいていい。
大きく以下のように分類することができる。
・コックピット(Flight Deck)
・客室(Passenger Compartment/Cabin)
・荷物室(Cargo Compartment)
・非常装備品(Emergency Equipment)
25章のコックピットの大きな装備品として
乗員の座席(Pilot Seat)がある。
意外にこの座席は大きいために
コックピットと客室の間にあるドアから入らない機種がある。
そんな場合はスライド式のコックピット窓を開けて
座席を出し入れする。(当該機種のマニュアルに要領が記載)
客室の大きな装備品としては乗客用座席がある。
(Passenger Seat/業界用語ではPAX Seat)
客室床にレールが走っててそこにしっかりと固定してある。
その他にはトイレ(Lavatory)、ギャレー(Galley)があり、
2年程度の周期で行う重整備では全部取外す場合もある。
客室(Cabin)が空っぽになるとこんな感じになる。
荷物室は大型機では貨物室になっておりコンテナを積むが
小さな飛行機は手荷物を積むだけだったりする。
胴体を輪切りにするとこんな風になっているんですよ。
いかに空間を有効に活用しているかがわかると思います。
非常装備品で最も乗客に馴染みあるのがLife Vestである。
Cabin Attendantがいつもデモをやっていますよね。
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某航空会社で整備士をやってます。
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