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Parkingとはその名の通り、機体を停めること。
飛行機も車と同じでCockpitのブレーキ(Brake)により静止させる。
また配達中のトラックが坂道で駐車する際によく見かけるが
飛行機でも万一の時のために車輪止め(Chock)をする。
その他にも機体を駐機する長さにもよるが
脚(Landing Gear)が地上で格納されないように
ダウンロック状態を保持するためのピンを入れたり
雨水や埃が入り込まないように
センサー類やエンジンにカバーしたりする。
この赤いヒラヒラはストリーマ(Streamer)と呼ばれ
"REMOVE BEFORE FLIGHT"と書かれているが
運航前に整備士によって抜かれる。
では抜き忘れるとどうなるのか・・・。
上空で不具合を示す警告がコックピットで表示され
離陸後の引き返し(ATB: Air Turn Back)となる。
センサーは上空でHeatingされるものが多く
その場合は、カバーが一部溶けた状態で戻ってくる。
StoringはParkingの時間が長くなった場合を言い
Prolonged Parkingとも呼ばれる。
数日、数週間、数ヶ月停留する場合の処置。
上記のParkingの内容に加え、
湿気によりカビが生えるからシリカゲルを入れなさい・・・
みたいな要求が入ってくる。
Mooringは台風が近づいてきたときなどに
機体が動かないようにTie Downすること。
港に行くとこんな光景をよく見ると思うが
これの飛行機版といったところでしょう。
ただ、あまり大型機ではやらないと思う。
これはある空母にあったTie DownのFitting。
最後に、Return to Serviceはこれらの機体を停止した状態から
運航(Service)できる状態に戻すことを言う。
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