普段、みなさんが旅行・出張・帰省などで乗る飛行機。安全に快適に目的地へお客さんを運ぶために、多くの人が業務に携わっています。航空会社ではパイロット、客室乗務員、整備士・・・、その他にも、手荷物を預かり貨物室に乗せ取り出す人、機内食や飲み物を準備する人や搭載する人、パイロットと無線交信を行う管制塔のスタッフ、いろんな人がいる。その中から特に整備士の観点からお客さんではなかなか知りえない情報を提供したいと思います。
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9章はトーイングとタキシング。
トーイング(Towing)とは、地上にいる航空機を、
牽引車(Towing Vehicle)によって牽引・移動することを言う。
後ほど説明するが、タキシング(Taxiing)と異なり、
航空機自体の出力を用いない。
牽引車には航空機を接続するための、
トーバー(Towbar)と呼ばれる接続器具を装着するが、
トーバー不要の牽引車(Towbarless)もある。
主に、航空機を格納庫(Hangar)からスポット(Spot)へ
移動させたりするのに使われる。
みなさんに馴染みがあるのが
駐機したSpotから機体が自走を始めるところまで
牽引車で押していくプッシュバック(Pushback)だろう。
タキシング(Taxiing)とは航空機が自力で、
ある地点から別の地点まで走行すること。
ところでタキシングの動力は何でしょう?
車のように車輪の駆動力で進むわけではありません。
そう、エンジンの推力で前に進みます。
ジェットエンジンが前にある空気を吸い込み
それを後方に吐き出す力を使って進みます。
*IHIの用語教室より
S1000Dの9章は"Handling and maneuvering"となった。
かなり違和感あり。
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某航空会社で整備士をやってます。
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