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普段、みなさんが旅行・出張・帰省などで乗る飛行機。安全に快適に目的地へお客さんを運ぶために、多くの人が業務に携わっています。航空会社ではパイロット、客室乗務員、整備士・・・、その他にも、手荷物を預かり貨物室に乗せ取り出す人、機内食や飲み物を準備する人や搭載する人、パイロットと無線交信を行う管制塔のスタッフ、いろんな人がいる。その中から特に整備士の観点からお客さんではなかなか知りえない情報を提供したいと思います。
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ATA5章は機体メーカーが推奨する定例(定期)整備。
機体や各系統、装備品の定例で行う検査やオーバーホールなど

例えば、構造的に損傷が発生しやすい箇所を
5年に1回目視検査をしなさい・・・とか。

ATAと同様にS1000Dという別の規格もあるのだが
そちらの5章は"Scheduled/unscheduled maintenance"である。
 
また定例整備だけでなく特別点検項目もある。
主な例を挙げると・・・

・Bird Strike(鳥衝突)後の検査
・Lightning Strike後の検査
・Overweight Landing後の検査
・Hard Landing後の検査

などなど・・・。
 
例えば、Bird Strikeを受けると機体前方、翼前縁や
エンジンなどの被害を受けやすい箇所を検査しなければならない。

 
Hard Landingは写真の通り、激しい着陸のことを言うが
このようなときは機体構造を損傷している恐れがあるため
激しさの度合い(G)に応じて検査項目が変わってくる。
 

で、もしこれらの事象が起きた際に
マニュアルに手順が載っていなかったら・・・
飛行機は安全な状態ではないため飛べなくなる。

だから機体メーカーはできるだけ多くの事象を想定し
検討した上でマニュアルを作成することが必要になる。
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