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ATA34章はナビゲーション(Navigation)。
車ではナビと呼ぶが飛行機ではみんなナブと呼ぶ。
目的は車と同じで目的地まで誘導すること。
誘導するためにはまず自機の位置を知ることが必要。
車ではGPSとかスマホでは地上の基地局などが使われるが
飛行機でも同じような原理である。
GPSも使うし、地上無線局からの電波も使う。
ただ飛行機では一つ決定的に違うところがある。
もちろんそれは高度も測らないといけないこと。
高度計には2種類あって気圧高度計(Pressure Altimeter)と
電波高度計(Radio Altimeter)とがある。
飛行機の運用高度においては、
海面高度はほぼほぼ気圧に比例することから
(高気圧や低気圧など気象などによって誤差は生じる)
機体に装備されたStatic Portで気圧を測定し
海面高度を算出している。
空港には羽田のように海のそばにある空港もあれば
高度何千メートルに位置する空港もある。
そのような場所では海面高度だけでは
地面からの正確な距離を測定するのが困難。
従って通常着陸前には電波高度計によって
機体下部から地上に向かって電波が放たれてから
地上からの跳ね返り電波を受信するまでの時間を計測し
地上から機体までの高度を算出している。
http://www.soumu.go.jp/soutsu/tokai/mymedia/25/1025.html
飛行機にはNavigation Databaseが搭載されており
目的地の情報を入力すれば車の場合と同様に
必要な情報(天気も)を提供してくれる。
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