普段、みなさんが旅行・出張・帰省などで乗る飛行機。安全に快適に目的地へお客さんを運ぶために、多くの人が業務に携わっています。航空会社ではパイロット、客室乗務員、整備士・・・、その他にも、手荷物を預かり貨物室に乗せ取り出す人、機内食や飲み物を準備する人や搭載する人、パイロットと無線交信を行う管制塔のスタッフ、いろんな人がいる。その中から特に整備士の観点からお客さんではなかなか知りえない情報を提供したいと思います。
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20章からは機体システムに入りますが
この章は一般的な作業の集まりです。
詳細は整備士のバイブルでもあるグリーンブックを参照。
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それぞれのシステムの作業に共通の作業、
例えばボルト・ナットの締結や安全線(Safety Wire/Lockwire)のかけ方
トルクのかけ方(Torque Loading)や
材料やサイズに応じた標準トルク値など、
また接していない2箇所の導通をとるボンディング(Bonding)方法や
その試験方法など、
家庭の電化製品にもついているものもあるが
製品と地上をつなぐ接地(Static Grounding)手順など。
マニュアル内での使われ方としては、
例えば電源系統(24章)の部品を取付ける際に
標準的なボルト・ナットのトルクをかける必要があれば
その当該タスクから20章のTorque Loadingを呼び出す。
そうすればマニュアル内での繰返しの記述が避けられるし
マニュアル作成側も使い回しにより作業量を大幅に削減できる。
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某航空会社で整備士をやってます。
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